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セキュリティコンサルタントの日誌から

セキュリティに関するエッセイなど

THE ELEVENTH HOPEに参加してきた。

金曜日から日曜日にかけてニューヨークで開催されるイベントHacker On the Planet Earth(HOPE)に参加していました。

[The Eleventh HOPE] Welcome to Hackers On Planet Earth!

HOPEとは?

詳しい歴史などは、Hackers on Planet Earth - Wikipedia, the free encyclopediaを参考にしてください。HOPEを一言で言えば、DEFCONの東海岸版というべきカンファレンスだと思います。(DEFCONには参加したことがないので、Hacker Japanの知識を元にに推測で言っていますが、このカンファレンスの存在を教えてくれた米国の友人がそういっていました。)1994年から2年間に一回開催されており、長い歴史があります。過去にはエドワード・スノーデン氏やリチャード・ストールマン氏なども講演しています。

参加した感想としては、エリック・レイモンドが低唱したようなハッカーが集まるカンファレンスで、手作りのポスターが貼られていたりと高校の文化祭のような雰囲気です。

参加者も映画『サイバーネット』に出てくる格好をした人やら、謎の自作携帯コンピュータを持っている人やら、モヒカンの人やら、RPGゲームのエルフみたいな格好をしている人やら、その幅は多種多様です。その一方、子供連れの家族や70代の方も参加しているバラエティにとんだカンファレンスで、SANSなどとは雰囲気が全く違います。

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特徴としては、三つあげられると思います。

取り扱われるトピックの幅広さ

扱われるトピックとしては、「ハッカー」として取り扱うべき話題がすべてカバーされています。そのため、セキュリティはもちろん取り扱われますが、バイオテクノロジー、心理学、ハードウェアなどクリエイティブな話題、最新技術の話題が多数取り扱われています。また、「ハッキング」という言葉が「攻撃」の意味ではなく、「うまくやる」という意味で使われていました。そのため、Hacking Housingという講演では以下に家を安く作るかなんて講演も行われていましたし、ブロックチェーン技術についても色々と講演がありました。

また講演だけでなく、ワークショップなどのイベントも用意されています。

「自由」に関する講演が多い

また、EFF(電子フロンティア財団)、FSF(フリーソフトウェア財団)、FPF(Freedom of the Press Foundation)などがスポンサーとして入っており、スノーデン氏が講演していることからも推測されるように、トラッキングの回避・内部告発者の保護技術・政府による監視、検閲など「自由」に関する講演も多いという特徴です。

時間が長い

開始時間こそ10時からですが、講演は深夜0時まで休む暇なく行われます。また、0時以降は別のイベントが始まります。そのため、かなり充実したカンファレンスになります。ちなみにみんな徹夜で頑張るひともいるため、5-2-1ルール(5時間睡眠・2食・1回のシャワー)を守るようにアナウンスがありました(笑)。

カンファレンスの様子

例によって、カンファレンスの様子をいくつか紹介していきたいと思いますが長くなりそうなので、別の投稿にまとめようと思います。

なお、カンファレンスの一部はビデオでも見ることができます。

livestream.com

DAY1~DAY 3の様子を記事にまとめました。

www.scientia-security.org

www.scientia-security.org

www.scientia-security.org

なお、自動車のセキュリティと3日目に参加したワークショップを元にまとめたCyber Deceptionに関する記事は以下の通りです。

www.scientia-security.org

www.scientia-security.org