#ssmjp 4月に参加してきました。
ブログ枠で参加したのでアップデートしました。(勘違いして、アップロードできていなかったので、アップロードしました。ご迷惑をおかけしました。)
講演1:私の情報収集法
最初のスピーカーは「タイムライン・インテリジェンス」という情報収集法に関する話でした。「私は昨晩、6時間寝てしまったから、すでに専門家でなくなってしまった」とまで言い切らずに情報収集を行うというコンセプトが面白かったです。
提案されていたポイントは、「時差を利用して、過去・未来にさかのぼるイメージで情報収集を行う」という点にあるかと思います。
- 未来の話題は、海外ソースで先取り
- 過去の話題は、「まとめ」を活用
未来の話題
海外の情報で日本で話題になるまでに先取りを行って、話題を先取りする方法です。
海外のニュースは日本の夜に公開されており、翻訳は大体翌日の午前中に公開されるため、朝の通勤電車などでこれらの情報を把握できれば、実質的に情報を先取りすることができるとのことです。
過去の話題
その反対に取りこぼすことも当然あるので、その部分については「まとめ」を活用して情報を一気に吸収する方法です。
補足(質疑の中から...)
- 一時情報か否かについては、記事の量でその信憑性を図っているとのこと。
- Twitterはあまり見ていない。
- ある程度時間を区切ってみている。
所感
- 情報収集をうまくやろうとした際に、一番ネックになるのは「現在の情報を正確にいかに押させるか?」、「膨大な情報に呑まれないようにすること」だと思います。この方法を情報収集に取り入れてみたいと思います。
講演2:ペネトレーションテストの資格
北原さんによるペネトレ系資格に関する説明をでした。個人的には、過去記事でまとめた時に調査に挫折した部分を全部きれいにまとめてくれた内容で非常に参考になりました。
米国では、OSCPはペネトレーションテストの品質を保証する重要な資格として位置付けられているので受験に向けて非常に参考になりましたが、それにしてお56のホストに侵入するとか、報告書をかなり細かく書かないといけないとかハードルが非常に高いですね...(ほかの資格は4択なので、勉強すれば基本的には取れると思います)
講演3:VyOSで挑むIPv6 IPsec
VyOS Kernelなるものを初めて知ったのですが、VyOSはルータなどを作る際に便利OSだが、本家でサポートが切れているので対応が大変らしいです。今回は、IPv6 IPSecへの対応に関するエピソードでした。
個人的にネットワークにそこまで詳しくないのですが、二分探索法でバグを探すとか思った以上にバグ調査って地道なんだな..と実感させられました。
講演4:なぜSphinxで手順書を作るのか
Sphinxで手順書を作る話(#ssmjpでシリーズ化されている話)でした。Sphinxを使ったことがないので感覚的にわからない部分もあるのですが、便利な側面も多いのですが、一方これの学習コストってどれぐらいなんだろうと思っています。(若干、慣れが必要な記述形式なのではと思っています)
現在、色々ドキュメントを作る作業をしているので少し試してみたいと思います。
まとめ
SSMJPは、いつもユニークなプレゼンテーションが多くいつも興味深く参加しています。もし参加したことがない方はぜひ参加してみると色々勉強になると思います。